貴船川に沿って川下から川上に向かって本宮(ほんぐう)、結社(ゆいのやしろ)、奥宮(おくみや)の順番で巡ることができます。
本宮は水の供給を司る神である高龗神(たかおかみのかみ)を、結社は縁結びの神である磐長姫命(いわながひめのみこと)を、奥宮は高龗神(一説には闇龗神(くらおかみのかみ))をそれぞれ祭神としています。
貴船神社は鴨川の水源地にあたり、水の供給を司る神様をお祀りしている。
創建年代不詳ながら、伝説によると神武天皇の皇母にあたる玉依姫命(たまよりひめのみこと)が黄船に乗って大阪湾から淀川、鴨川を遡り、現在の奥宮の地に至り、水神を祀ったのが創建と伝わる。
平安時代の女流歌人・和泉式部が参拝し、心変わりした夫との復縁祈願が成就したことから、縁結びの神としても篤い信仰を集めている。~気生根略記より最近では 縁結びの神として若い女性を中心に人気のスポットになっていて、訪れた秋の週末には本宮に長井参拝列ができて、狭い境内は大変交雑していました。
貴船神社は、謡曲「鉄輪」の前場の場所としても有名です。
都に住む一人の女が、自分を捨て、新しく妻を迎えた夫の不実を恨んで、貴船の社に日参して、祈願をかけます。嫉妬の末に鬼女となる女の激しい執念と、また一面、男への捨てきれぬ思慕の心を主題にした能です。~権藤芳一『能楽手帖』駸々堂出版より女性参拝客でにぎわう参道を和泉式部や「鉄輪」の女の心情を想像しながら歩きました。
貴船川 |
蛍石 |
烏帽子岩 |
烏帽子岩 |
本宮鳥居 |
本宮本殿 |
貴船神社駒札 |
和泉式部歌碑 |
和泉式部歌碑説明板 |
天乃磐船 |
天乃磐船の駒札 |
結社説明板 |
思ひ川 |
思ひ川駒札 |
奥宮鳥居 |
奥宮 |
奥宮 |
奥宮本殿 |
説明を追加 |
謡曲史跡保存会の駒札 |
御船形石 |
0 件のコメント:
コメントを投稿