義仲寺の名は、平家討伐の兵を挙げて都に入り、帰りに源頼朝軍に追われて粟津の地で壮烈な最期を遂げた木曽義仲(1154-84)をここに葬ったことに由来しています。近江守護であった佐々木六角が、室町時代末期に建立したといわれています。(公社びわこビジターズビューローHPより引用)旧東海道に面した山門の向かって右手に巴地蔵堂が建っています。石彫地蔵尊を祀ってあり、巴御前を追福するものだそうです。山門をくぐって細い参道の右手の朝日堂には本尊のの聖観世音菩薩、義仲、義高父子の木像を納めた厨子があり、 義仲、今井兼平、芭蕉などの位牌も安置されています。
左手前奥には義仲の側女山吹塚があります。もとはJR大津駅前にありましたが、駅の拡張工事にともない、昭和48年(1973)12月に寺内に移されたそうです。
参道の突き当りに宝篋印塔の義仲墓(木曽塚)が、手前左手に巴塚があります。さらに奥には芭蕉墓があります。芭蕉は元禄七年(1694)に大坂で死去後、遺言に従って義仲寺に埋葬されました。
小さな寺院ですが、平家物語や源平合戦に興味ある方にとっては非常に魅力的な参拝先だと思います。
山門 |
標柱 |
教育委員会の解説板 |
巴地蔵堂 |
参道 |
山吹塚 |
山吹塚の解説板 |
朝日堂 |
義仲塚 |
巴塚 |
巴塚の解説板 |
歌碑 |
木曽神社鳥居 |
木曽八幡社 |
縁起 |
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