2016年8月24日水曜日

金丸八幡宮(5-079、栃木県大田原市南金丸)

金丸八幡宮は、現在では那須神社と呼ばれ、那須与一が源平屋島の戦いで扇の的を弓矢で射落とす際、「南無八幡大菩薩・・・」と、心に念じた神社として有名です。
仁徳天皇(313~399年)時代の創立で、さらに延暦年中(782~806年)に征夷大将軍坂上田村麻呂が応神天皇を祀って八幡宮にした。 
その後、源頼義その子義家父子前後2回にわたる奥羽征討の途この地に八幡宮の祠があり、神助を祈願して戦勝を得た。
また近衛天皇の御代三浦上総介義澄が那須野の妖狐を退治した時もこの社に祈願し容易く射止めることができたのでその弓を奉納した。~御由緒書より
社宝には、那須与一が奉納したといわれる太刀や寛永19年(1642年)の建立と推測される楼門などがあります。

杉並木の参道を進むと、太鼓橋の手前に極彩色の立派で、風格のある楼門が建っています。

この楼門は、本殿とともに平成26年に国重要文化財に指定されています。

秋には例大祭が行われ、流鏑馬も披露されるそうです。

参道から楼門を望む

楼門

拝殿(その奥が本殿)

説明板

御由緒

建造物の解説板