謡蹟探訪
謡曲にゆかりの場所や史跡(謡蹟)を巡って、画像とともにレポートします。
2016年10月4日火曜日
岩落(6-144、山梨県笛吹市石和町小石和)
謡曲「鵜飼」のなかで、ワキ連の従僧が「この人を見て思い出だしたることの候 この二三ケ年前に この川下岩落と申すところを通り候ひしに かのうの鵜使ひに行き逢ひ候ふほどに」と語ります。
また、シテの鵜使いの霊は「そもそも石和川と申すは 上下三里が間は堅く殺生禁断の所なり 今仰せ候ふ岩落に鵜使ひは多し 夜な夜なこの所に忍び上って鵜を使ふ」と語り、再度「岩落」が登場します。
現在、岩落は河川改修のため川から離れてしまったとのことです。
笛吹川を挟んで御硯水祖師堂の対岸、万年橋の西詰、下流左岸の地点です。
川岸には葦が生い茂り、なかなかはっきりとした場所は確認できない状況です。
⇒
所在地のMap
岩落付近
左奥の木々がある場所が岩落(万年橋から下流を望む)
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