寺の裏側は小高い山(足利公園)で、足利市街が一望できます。
福厳寺は、寿永元年(1182)藤姓足利(藤原系足利氏)四代目の足利又太郎忠綱が父俊綱と母の菩提(死後の冥福)を供養する為に理真上人を勧請開山として開創されたと寺伝に記録されております。
その後、南北朝時代の康永二年(1343年)に鎌倉建長寺開山蘭渓道隆(大覚禅師)の法孫、實堂権禅師を開山として禅寺(臨済宗建長寺派)になり現在に至ります。足利義兼公(足利氏二代当主・尊氏は八代当主)と時子(北条政子の妹)の持仏と伝えられる子安観音を秘仏として祀られております。~福厳寺HPより謡曲「頼政」には、宇治川橋の戦いでの忠綱の活躍ぶりが記されています。
福厳寺本堂 |
福厳寺の解説板 |
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