◇「梅若伝説」や謡曲「隅田川」の概略については、下記の梅若塚解説板の画像をクリック・拡大して参考にしてください。
青木実著『謡蹟めぐり』によると、「小祠の後ろに桜の老樹の切り株がある。この桜は梅若丸の母がこの地に訪ね来り、開基の僧祐閑に頼んで塚を築いた時に植えた桜という。後に応永元年(1394)8月台風に吹き折られたが、翌年若枝を.生じ回生した、しかし昭和に至って38年(1963)の台風に吹き倒されてしまったという。この切り株はご神木のような感じで・・・」とあります。その切り株も今はなく、小山が残っているばかりりですが、宝生流などの献碑もあります。
梅若塚のまわりには田んぼもあって長閑な雰囲気が残っており、謡蹟めぐりの楽しみを十分に堪能できるのではないでしょうか。
梅若塚遠景 |
梅若塚 |
梅若塚 |
梅若塚碑 |
梅若塚解説板(埼玉県・春日部市作成) |
宝生九郎の記念碑 |
祠の後ろにある昔桜が植わっていた場所 |
由来を記した石碑 |