京都バスの大原バス停で下車して寂光院とは反対の緩やかな坂道を上っていきます。
漬物などの土産物屋が立ち並ぶ細い道を10分ほど登ると石段の上に御殿門が見えてきます。
苔のびっしりと生えた庭の中に国宝の阿弥陀三尊像を納めた往生極楽殿があります。
寺伝では寛和二年(986)に『往生要集』の著者で天台浄土宗の大成者である恵心僧都源信が父母の菩提のため姉の安養尼と共に建立したと伝えられています。
大原の地は千有余年前より魚山(ぎょざん)と呼ばれ、仏教音楽(声明)の発祥の地であり、念仏聖による浄土信仰の聖地として今日に至ります。
創建は伝教大師最澄上人(767~822)が比叡山延暦寺建立の際、草庵を結ばれたのに始まります。
別名、梶井門跡・梨本門跡とも呼ばる天台宗五箇室門跡の一つで、当院は皇子、皇族が住職を務めた宮門跡です。現在の名称は、明治四年法親王還俗にともない、梶井御殿内の持仏堂に掲げられていた霊元天皇宸筆の勅額により、三千院と公称されるようになりました。~三千院パンフレットより
訪れたのは11月中旬で紅葉の季節。苔の緑と対照的な紅葉の鮮やかさが印象的でした。
|
御殿門 |
|
解説板 |
|
往生極楽院 |
|
庭園解説板 |
|
わらべ地蔵 |
|
有清園庭園 |
|
往生極楽院遠景 |
0 件のコメント:
コメントを投稿