この定家の歌の本歌は、万葉集長忌寸奥麻呂の「苦しくも降りくる雨か三輪が崎佐野のわたりに家もあらなくに」です。
三輪が崎とは、大和国三輪山の突き出た所(謡曲ではこの説をとっています)と紀伊国三輪崎町の二つの説があるそうで、いずれにしてもこの高崎の地とは直接は関連がないそうです。~参照:佐野謙太郎『謡曲大観』明治書院鳥居、拝殿、本殿ともに朱できれいに塗られていて、特に本殿の彫刻は小ぶりながらも一見の価値があります。
境内右に万葉歌碑があります。
万葉集巻十四東歌
「佐野山に打つや斧音(おのと)の遠かども 寝もとか子ろが面に見えつる」
鳥居 |
拝殿 |
扁額 |
本殿 |
本殿 |
社宝の説明板 |
周辺案内図 |
本殿 |
万葉歌碑 |
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