2016年9月28日水曜日

一字一石の塔(6-142、山梨県笛吹市石和町市部、鵜飼山遠妙寺)

一字一石の塔は、鵜飼山遠妙寺の境内にあります。
鵜飼山遠妙寺は、文永十一年(1274)夏の頃、日蓮大上人が弟子の日朗日向の両上人と共に当国御巡化のみぎり、鵜飼漁翁(平大納言時忠郷)の亡霊に面接し、これを済度し即ち法華経一部八巻6万9380余字を河原の小石に一字ずつ書写され、鵜飼川の水底に沈め、三日三夜にわたり施餓鬼供養を営み、彼の亡霊を成仏得脱せしめた霊場であります。 ~由緒書より 
一字一石の塔は、手前に立つ白く真新しい「鵜供養塔」とは対照的に、黒ぽく落ち着いていてその功徳が感じられるようでした。

左奥に立つのが「一字一石の塔」

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