2017年4月12日水曜日

業平塚(5-017、埼玉県新座市野火止、平林寺)

業平塚は平林寺の境内の奥、松平家の墓所の裏側にあります。

積み上げられた石に囲まれた土饅頭の真ん中に業平塚の石碑が立っているとてもシンプルなものです。

平林寺への参拝客は多くても、この業平塚を訪ねる人は少ないのではと思えるくらいひっそりとしていました。

在原業平(天長二年(825)~天慶四年(880))が京から東国への東下りのおりに、武蔵野が原に駒を止めて休んだところと伝えられています。

かつて塚上に「むさし野にかたり伝えし在原のその名を偲ぶ露の古塚」という歌碑があったということです。 

業平塚

業平塚

業平塚

説明板

2017年4月9日日曜日

河越氏館跡(5-019、埼玉県川越市大字上戸、常楽寺および河越館跡史跡公園)

入間川の西側に河越氏館跡があります。

現在の常楽寺(かつての河越氏の持仏堂)と河越館跡史跡公園にまたがる広大な場所です。

常楽寺は、河越氏が創建した持仏堂が嘉元三年(1305)に時宗常楽寺に改称されたものだそうです。

境内には河越重頼、源義経の正室となった重頼の娘(京姫)、および義経の3人の供養塔があります。

常楽寺の裏側には河越館跡史跡公園が広がっていて、屋敷や堀、井戸の跡についての解説板がぽつぽつと立っています。

重頼の時代の河越氏の隆盛ぶりを体感できる風景です。

詳細な解説がなされ、きちんと保存されていることに感心しました。

河越館跡碑

常楽寺山門

仁王門

本堂

重頼・京姫・義経供養塔

供養塔碑

河越氏館跡史跡公園

解説板(河越館跡をイメージ)

解説板(河越氏)

解説板(史蹟河越館跡整備)

解説板(発掘調査)

堀跡

解説板(井戸跡)

井戸跡

解説板(塚状遺構)

解説板(館の堀)

堀跡

解説板(周辺の歴史)

解説板(周辺の歴史)

解説板(周辺の歴史)