2016年6月14日火曜日

西行見返りの松(5-005、埼玉県北葛飾郡杉戸町下高野、永福寺)

西行見返りの松は、杉戸の永福寺の山門左前にあります。

現在の松は三代目だそうで、樹高は4~5mといったところでしょうか。
歌人としても知られる西行法師は、文治年間(1185~1190)、奈良東大寺再興歓進のため奥州平泉の藤原氏を訪れる旅に出ましたが、途中、病に倒れ、杉戸下高野にあった小庵(後の東大寺)で手厚い看護を受けます。
無事に回復し、再び平泉への旅に戻った西行法師は、小庵を離れる際、庭にあったみごとな技ぶりの松を何度も振り返りながら出発したといわれ、いつしかこの松は「見返りの松」と呼ばれるようになりました。~杉戸町HPより
西行法師見返りの松

松の足もとにある西行法師見返りの松碑

説明板